地域のために良い仕事をするという創業以来の想いを大切にしながら、 デジタル技術を活用してより良いサービスを提供してまいります。
岩井建設株式会社は、群馬県を拠点に、地域社会の発展を支える土木工事・建築工事などを中心に事業を展開してきました。
私たちは「地域のために良い仕事をする」という創業以来の想いを大切にしながら、時代の変化に柔軟に対応し、常に進化を続けています。
近年、社会全体でデジタル技術の導入が急速に進む中、建設業界も例外ではなく、現場と経営の両面での変革が求められています。
岩井建設では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を、単なるIT化ではなく、 「より良い仕事をし、お客様に高品質なサービスを提供するための手段」と捉え、経営課題の一つとして積極的に取り組んでいます。
社員一人ひとりがデジタル技術を自然に活用できる環境を整えることで、働きやすさと業務品質の向上を両立し、 これからも地域とともに成長してまいります。
代表取締役 岩井秀昭
社内経営会議での承認を経て、代表取締役の決裁により策定・公開
DX推進責任者を代表取締役直下に配置
経営戦略の一部として推進
岩井建設では、DXを業務の効率化だけでなく、持続可能な経営や従業員の働き方改革につなげるための経営戦略の一部として位置づけています。
現場と経営の両方が連携しながら、段階的かつ着実に推進できる体制を構築しています。
現場で記録された写真・書類・帳票などをクラウドに保存し、事務所とのスムーズな情報連携を実現
施工管理ツールの導入と活用により、作業進捗や出来形情報の可視化・共有を促進
帳票の電子化を進めることで、年間10%を目標としたペーパーレス化と業務の迅速化を目指す
社内文書のクラウド共有を通じて、社内の情報格差をなくし、業務の柔軟性を向上
特別な研修を行わず、日常業務の中でサポートしながら習得できる体制を整備
現状値
現状値
年間目標
実施頻度
これらの指標をもとに、DXの進捗と成果を客観的に確認しながら、継続的な改善につなげています。
DX推進は、DX推進責任者を代表取締役直下に配置し、実務の現場と経営陣を結ぶ役割を果たしています。
各部署と連携しながら、現場の声を吸い上げ、デジタル化の取り組みが自然に定着するよう調整・支援を行います。
新しいツールを導入する際には、現場での使いやすさや運用のしやすさを重視し、選定・導入・フォローアップまで一貫して対応。
社員同士が業務の中で使い方を教え合いながら、無理のない形でデジタルの活用を進めています。
岩井建設では、日常業務で使用するクラウドサービスや社内ネットワークに対し、実務に即したセキュリティ対策を実施しています。
共有フォルダには適切なアクセス権限を設定
基本的なルールを設け、従業員が意識的に取り組める環境
不審メールの受信時には注意喚起を実施
セキュリティ対策については、業務実態に応じて年1回程度の見直しを行い、必要に応じた改善を随時進めています。
デジタル操作のばらつきには、実務の中でのサポートを通じて対応
紙帳票の電子化範囲拡大により、記録・保存業務の省力化を促進
情報共有に関する基本ルールを、必要に応じて現場で共有しやすい形で伝達
ツール導入判断基準の明確化(業務への適合性、コスト、サポート有無、他ツールとの重複など)
社員が無理なく使いこなせる環境づくりを大切にしながら、実務に根ざしたDXを推進していきます。
※本方針は、2025年2月の社内経営会議において決裁され、公開されたものです。
※この文書は、経済産業省「DX認定制度」の基準に基づき作成・公開されています。